植物品種保護

ドイツ植物品種保護法は、区別性、均一性、安定性、新規性を備え、登録可能な名称を有すると見なされる植物品種を保護するものです。

植物品種保護が受けられるのは、植物新品種の最初の育種家または発見者であり、植物品種保護申請がハノーファーにあるドイツ連邦植物品種庁で審査されたのち、当該植物品種が登録されます。植物品種権者にのみ、一定期間、保護された植物品種の繁殖材料の生産、市販、取引、輸入・輸出、またはそうした目的のためにその品種を保持する権利が与えられます。

植物品種権者は、侵害者に対し、差止による救済、情報、除去、賠償、破棄の請求を主張することができます。こうした分野の専門家である当事務所のバイオテクノロジー部門の弁理士・弁護士が、植物品種保護の取得や行使に関するお客様の疑問や問題の相談を承ります。

ヴォルフガング・サンドマン | 公衆衛生学修士、パートナー